ERPとは

「経営管理システム」の重要性が認識されてから、約半世紀の年月が経過しております。この間、企業経営環境の変化及び種々の経営問題の解決から、経営管理システムに対して色々な用語が生まれ、継続・発展してきました。

デジタルで統合化と繋がるイメージ

想起すれば、「経営情報システム(MIS)」、「戦略的情報システム(SIS)」、「生産資源計画( MRPⅡ)」、「ビジネス・プロセス・リエンジニアリング(BPR)」、「活動基準原価計算及び管理(ABC・ABM)」等が典型的であり、昨今は「知識創造」或いは「技術経営(MOT)」等が提唱されております。

今後も、更に文明の進化、経済の発達、需要の変化、製品・技術の進展、市場の拡大と変遷、ハードウェア・ソフトウェアの進展等に伴い、経営管理システムの重要性は益々高まり、グローバルに変化と成長を遂げていくことでしょう。

しかしながら、経営管理システムを利用する企業の観点から見れば、根本的には、いかに経営を良くするか、すなわち「ヒト・モノ・カネ」という資源の有効利用を、どのように実現するかが重要であるといえます。この命題を解決する為のツールとして「企業資源計画(ERP)」が登場していると言えます。

SystemEverの登場

開発元である「Younglimwon Soft Lab Co., Ltd.(日本名:永林院ソフトラボ株式会社)は1993年の設立以降、ただひたすら「企業経営はどうあるべきか」と、企業を支える「経営管理システムとはどうあるべきか」を追求し製品開発を継続してきている企業です。

SystemEverの年表

設立4年後の1997年には最初のオンプレミス型ERP製品である「K-System ERP」の開発を終え国内販売を開始しており、その後の様々な「技術基盤の進展」や上述の「経営手法とシステムコンセプト」が出る度に、これ等をいち早く学習・吸収し、新たなバージョンアップ製品に反映させて来ています。

2014年 K-System Cloud, c# Cloud, C# 【SystemEver(Japan)】クラウド製品
2009年 K-System Genuine SOA, C#
2004年 K-System 2000 3-Tier, VB 【K2-erp(Japan)】オンプレミス製品
2000年 K-System 2000 3-Tier, VB
ビジネスとオフィスと様々なデジタルサービス

従来のERPビジネス(特にオンプレミス)における、課題は?

  • コンサルタント費用が高額
  • ライセンス費用も高額であるが保守費用も高額である
  • 稼働までに1年以上を要する、稼働時期には市場も社内体制も変わっているケースがある
  • カスタマイズする際の費用が高い
    (ERPでありながら自社の業務に適合しない部分が多い)
  • 運用が難しい、操作がしづらい

中小企業に導入が進まない理由

「経営管理のツール」であるはずのERP製品はユーザー側の立場から見れば、以下の課題を抱えており簡単には導入できないのが現状であると考えています。

DIVISION|01

ライセンス料、コンサル料、カスタマイズ費用、運用費用が高く手が出ない。

DIVISION|02

製品そのものの運用難易度が高い。

DIVISION|03

社内に質的・量的なリソースが不足している。

これ等の現状を見て、「安価」、「分かり易さ」、「コンサル費用の極小化」、「カスタマイズ費用の極小化」、をメインテーマにたどり着いた結論がクラウド型(SaaS)ERPである「SystemEver」の製品となっています。

コスト削減図

オンプレミス製品とクラウド製品の比較

SystemEverは従来型のオンプレミス製品と比較して御客様が負担しなければならない「インフラ費用」が不要である事と、「コンサル費用」「カスタマイズ費用」の極小化が期待できる製品となっています。「運用コスト」としては月額での安価な「利用料」のみとなります。

※Microsofut社「Azure費用」は別途必要です。

TCOグラフイメージ

SaaS ERPとオンプレミスのTCO
(SaaSのすべてより)

クラウドであることの「メリット1」

  1. 少ない初期投資
  2. キャッシュフローの向上
  3. IT要員の削減
ROIグラフイメージ

SaaS ERPとオンプレミスのROI
(SaaSのすべてより)

クラウドであることの「メリット2」SaaS ERPの場合、少ない投資の結果、短期間で投資の回収ができます。

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